田村家




大変な夜でしたが、寧江子はスヤスヤと眠り、そして朝を迎えました。寧江子はご機嫌で元気そうですが、「かえりたい。」というので1日はやい撤収を決断。撤収までのわずかな時間、すばらしい大自然を味わいます。また、来れるよね。
包帯でぐるぐる巻きの寧江子。病人になりきって何だか嬉しそう。バギーの生活になること、お薬が飲めること、そして「みんなが心配してくれてうれしいの」だってさ。ほんとは走り回れるくらい元気なんだけどね。病人の生活にひたっています。ただ、一点。痛み止めのカロナールが甘くないのが不満らしい。「だって、あれ、しおあじ」って怒ってます。ちなみに外気温8℃、テント内11℃と下界よりも13℃も低い天狗高原でした。何せ標高1400mだもんね。一晩中強風が吹き荒れ、テントが吹き飛ばされるところでした。